2010/08/26

ホメオパシー

 日本学術会議の「荒唐無稽」コメント諸手を挙げて大賛成です。よう言うた。

 風邪をひいたり下痢したりくらいなら、あるいは擦傷・切傷くらいなら、普通は自然治癒しますよね。
 鼻糞丸めて万金胆、鰯の頭も信心から。子供など、手を握ってやるだけで症状緩解することも多いです。
 そうでない場合は何か重大な疾病が隠れている場合もあるわけで、こんな治療を続けた結果、それが発見できなかったらどうします?
 どんなオカルトな治療法でもプラセボ程度には治ることもあるわけで、「これは加持祈祷の類です。オマジナイで治ることもあります。」と言ってくれればわかりやすいのですが、、、。
 いや、成分の情報を記憶する水(成分は薄めるだけ薄められて全く入っていないに等しいが、成分があったという記憶が水に残っているのだそうな)の方ではなく、それを染み込ませた砂糖の方に疲労回復効果があったりして、、、。

 一部医療関係者が傾倒する気持ちもわからないではありません。
現代医学も万能ではありません。最新の医学でも治せない病があり、患者の苦しみを何とかしたいという気持ちがこういう治療法に走らせてしまうのは止むを得ないのかもしれません。
 しかし、代替医療の選択肢として考えた場合でも、もう少し科学的に筋の通ったものを選ぶべきではないでしょうか。 (全て理解した上で、心のケア目的(暗示療法?)に使われているんだったら敢えて否定しません。→でも今回バレちゃったのでもう使えませんねぇ。)
 医師でも、文系の人が共通一次(古っ!)+小論文で医学部に合格したりするとあるかもしれん。

注1:看護師さんや患者さん同士が、主治医に内緒で「秘密の治療」をしている場合もあるそうです。こういうものは一人で楽しんでね。(信仰の自由)
注2:そもそも医師でもないのに病気の診断をして、治療のための処方をするってのは医師法違反では。
注3:公然と効能効果を謳いながら「医薬品ではない。」ってのもねぇ。こっちは薬事法

 「荒唐無稽」に対して「営業妨害」とおっしゃる貴方。「やはり営業でしたか!!」

4 件のコメント:

IQ1 さんのコメント...
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IQ1 さんのコメント...

どうやらこれは医療ではなく信仰なので、信者の方も信仰は信仰として、病院には行きましょう。でも、病院行ったり薬飲んだりはダメって言う信仰は困りますねぇ。

匿名 さんのコメント...

こういうまじないは無学で幼稚な人には確かな効果があるのです。侮ってはいけません。病院に行っていたら半年の命のところ、これやってたお陰で1年生きられて大往生できました。感謝、感謝。

IQ1 さんのコメント...

ホメオパシーに限らず代替医療には「医療」を語る価値のない「まじない」の類もあります。国会議員さんまで洗脳される心地よい言葉に騙されない様にいましょう。EBMに基づかない医療に税金を使ってはいけません。