2011/09/14

認知症対策用のロック

 左はお風呂の入り口用の鍵ですが、お風呂から見て外側に付いています。
洗面所/脱衣室に置いている洗濯機から、洗濯物がなくなるのを防ぐ役割があります。
洗濯していなくても、洗濯機の中の洗濯物はたたんでとんでもないところから発見されたり、結局行方不明になったりしていました。
以前は「洗濯中につき、さわらないでください」と書いたポスターの裏紙を洗濯機にべったりと貼っていましたが、最近ではこういった貼紙の類は効果ありません。完全無視で取り扱われるので、強攻策に出たわけです。

右は玄関ドアのサムターン回し防止装置です。
普通は外からの侵入を防ぐためのものですが、勝手に外出しないよう、焼酎「のんのこ麦」のワンカップをカットして自作したものです。蓋の部分がドアに貼り付けてあり、カップの部分は3分の1ほどにカットして、つなぎ合わせています。
ドアを開ける際は、カップ部分を回して外し、サムターンを回して開錠します。
ごく最近まで自由にさせていましたが、自宅の見える範囲以遠には出かけることがなかったので安心していたところ、とうとう深夜徘徊で警察のお世話になり、簡易的に対策したものです。

両方ともこれで十分役に立っていますので、母の認知症も相当に進行しているのだろうと思いますが、体はいたって元気です。

<家電メーカーさんへのお願い>
家電製品やそのリモコンに暗証番号程度のロックをつけて欲しいです。特に冷蔵庫や洗濯機の扉はロックが利くようにしてください。母の場合認知症に糖尿病が絡んでいるのですが、夜中に冷蔵庫を開けてつまみ食いをするので、カロリー的にも問題があります。
洗濯機の場合は操作ロックも欲しいです。洗濯機を途中で止められたり、別の洗濯物を放り込まれたりで1からやり直しすることもしばしばでした。

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