2007/11/17

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 なぜ、

健康食品の安全性有効性情報

冨永研究室びじたー案内

がおすすめになっているのか?
 というと、

「科学的根拠のない健康食品情報に踊らされている人が多すぎる」
「ニセ情報を信じて、この手の商売に手を出して失敗、或いはマルチに利用され友人を失う人も多い」

ので、載せています。

「そんなに良いものなら、まずは医療の現場で、それも保険診療で患者負担を少なくして」
使われると思うのですが、いくら頑張ってもきちんとした

    「臨床試験に堪え得るだけのデータが出ない」
つまり、
    「なにも根拠がない」

ので、体験談やマウスの実験結果でごまかしているのです。

「そんなに効くなら医薬品ですね」
「いいえ、医薬品の承認を取るにはお金がかかりすぎるので、少しでも安く提供しようと、、、」
「十分高いぞ。保険診療だと3割負担で済むけどな」
「・・・・・・」

「体験談」には効かなかったという苦情は載せません。
「マウスに5g投与」ってことは、人にも同様に効くと仮定して、毎日何kgも食べないとだめジャン。

 残念なのは一部の学者や医師までも、研究費や小遣い稼ぎのためにこれらの商売に加担していること。

 それからネットに出回っている「中国三千年の漢方秘法・・・男が蘇る」ってな具合の製品は「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」と類似の成分が入っています。広告には、そんなことはひとつも書いていないどころか、天然素材、自然由来などと堂々と書いているところが明らかに騙し!
 「儲ければよい」根性モロだしですね。

 ぜひ一度上記のページをご覧ください。

 「なんとなく体に良い」といった程度の健康食品はあるでしょうが、「病気が治る」ようなモノはほとんどないこと。(まして「万病に効く」なんてのは現代科学にもありません。)
 伝統的に生薬として用いられ、現在では食品扱いで流通していて、「漢方」「先人の知恵」などと紹介されるようなものもありますが、その作用の本質は「昔であれば栄養学的に不足していたであろう物」であって、現在の食生活では十分に足りている場合もあります。

 トクホ並に、二重盲検法で十分なデータを取って証明されたものでなければ、「根拠なし」でしょう。

 「インチキ医療」をキーワードに検索すると、思い当たるふしがいっぱい書いてあります。

 「まずは病院」「だめなら評判の専門医」「それでだめなら病気とうまく付き合う」生き方はダメでしょうか?

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