2008/10/11

新型インフルエンザ対策教育?

 まったく、先週末からの風邪ですが、熱は1日で収まったのに喉の不快や鼻づまりはずっと続いています。
 それどころか、うちの会社の同じ部署の人達も同様で、ゴホゴホ、ズルズルとやっています。
 思い出してみると、私が体調を崩した週のはじめに、ゴホゴホ、ズルズルの来客があったのです。
 「きっとそれが引き鉄になったに違いない。」
と思うことで、自分が感染源ではないと自身を妙に納得させています。

 多分、新型インフルエンザが発生しても同様のことが起こる気がします。
 はじめに「たいしたこと無い。」と少々無理して仕事や学校に出かけて感染が拡大していくのではないでしょうか。

 ある先生から聞いたことですが、インフルエンザで学級閉鎖になったときに、保護者から
「簡単に休校してもらっては困る。子供の面倒は誰が見るんだ!私だって熱を押して仕事してるんだぞ!」
と、苦情を言われたそうです。
 発想としては理解できますが、この意識を改革することも必要ではないかと思います。
 学校における児童および保護者、企業での経営者・従業員、もっと言うなら国民に対する感染症対策教育をもっと積極的におこなう必要があると思います。
 ズルズルやりながら仕事に出かけている私が言うのでは説得力がありませんが、、、。

 もし、新型インフルエンザが発生すれば、真っ先に休むのは「お医者さん」かもしれません。なぜなら、一般市民に比べ感染症について詳しいのですから。
 その分、防御の方法も詳しいはずですが、そのための資機材が揃えられるか、、、。
 それに職員自身が発病したり、家族の看護で休んだりすれば、病院自体、診療が成り立たなくなるかもしれません。
 個人防御をどれくらいの人がやっているのか?レベルの違いはあるとしても、自分で対策をしたり、少しでも準備に取りかかっている人はどれくらいいるのでしょうか。
 国が、行政が、何とかしてくれると思っているなら大間違いです。地震や台風、洪水のように、何とかしようとしてみても、どうにもならない事もあるのです。起きることはわかっていても、防ぐことは出来ません。
 新型インフルエンザが発生した場合ワクチンが出来るまでに最短で半年かかります、その間ずっと台風が吹き荒れ、大雨が降り続け、地震、雷、火事、怨霊が起きている状況を想像してください。

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