2011/02/03

大分でも

 鳥のインフルエンザが大分の採卵場でも発生しました。
だんだん包囲されている感じ。

 私が鳥インフルエンザを警戒しているのは(申し訳ないけど)鳥のためではありません。
もちろん被害にあわれた養鶏場の方は気の毒に思います。
 でも、鳥の感染数が増えれば増えるほど、人に感染するリスク(そして新型インフルエンザの発生する確率)が上昇してしまうことがもっとも心配していることです。

 幸い、現在のH5N1の人への感染リスクは高くありません。宝くじで1等が当たる確率より高いかもしれませんが、300円が当たるほどの確立ではないでしょう。
 しかし鳥の感染数が増えるということは、1等の当選数が各組共通になってしまうようなもんではないでしょうか?

 さらに、H5N1がブタに感染しH1N1あたりと混ざってしまうと、しっかり人に感染する能力を持った本当の新型インフルエンザが発生してしまうかもしれません。(現行のH5N1が直接人への感染能力を持ってしまうことも考えられないではありません。)

 これが何時起きるかというのはまったく予想がつきません。私が生きているうちは起きないかもしれません。(結局杞憂であってほしい。)
 しかし、明日の朝、テレビをつけたら大騒ぎになっている可能性だってあるのです。その「大騒ぎ」が新型インフルH5N1ではなく、「万能ワクチンの開発に成功」だったらなぁ、、、。

 とりあえず、個人的には、トリとブタとヒトのサーベイランスをして、結果を公表してほしいです。
 危機管理や自己防衛に関するホームページならあちこちにありますが、そういう情報を流しているところが見当たりません。やっていないのか、公表していないのか。

 メディアももう少し取り上げてくれないでしょうか。今回の大分の鳥インフルエンザあたりになると、もう、おまけ程度の記事にしかなっていなくて、新聞、テレビでは(インターネットでも)詳しく分からなくなっています。マスコミから見るとニュースではなくなってきているのでしょうね。隣の家の人がクシャミをしました程度に見えるのだと思います。

 手洗いの励行や、咳エチケットを呼びかける広報なんかも、ほぼ見なくなりました。こちらはインフルエンザだけではなく、他の感染症の予防にもなります。
 また、食品などの備蓄は地震などの災害時にも役に立ちますので、個人的に準備しておきましょう。
 このブログの「新型インフルエンザ」のタグでも載せています。

 今日は節分、恵方を向いて「鳥インフルエンザが新型になりませんように。」と唱えながら太巻きを喰う。
 これで大丈夫です。

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