2012/09/24

1SEG Tuner DS-DT305をHDSDR経由でHROに使う(2)

USBワンセグチューナー(DS-DT305)+HDSDR+HROFFT
ThinkPad X31 Pen M 1.3GHzだったかな Mem 2G SSD
2eleHB9CV 8mH
なかなか受信できずFずれ発見。
HDSDRの周波数表示で53.7518MHz(53.750で送信した時のHDSDRでの周波数)となりました。

しばらく放置していましたが受からないので、トランシーバーのCWでダミーで送信して受信できるか確かめたのがこれ。2312前後の信号です。その前のピンク全開はアンテナつないでいましたのでレベルオーバーでしょうか。信号強度の割に帯域が広いようにも見えます。
また、50メガ位の周波数まで下りてくると感度も低下しているのではないでしょうか。プリアンプは必要かもしれません。とにかく、HROは可能ということで、ちょっと希望が湧いてきました。
Core iとは申しませんが、Core 2 Duo辺りの中古ノートPC落ちていませんか。

ワンセグチューナーはFコネ変換ケーブルつきでしたので、そこからさらにMコネに変換するケーブルを作り(市販コネクタだとFP-MJ変換で検索してください(250円から1800円くらい)今までもHRO用として使っていた「2エレHB9CV」をつないでいます。





*** HDSDR調整項目 ***
(追記20120924)
・HDSDR画面でSpectrum____Zoomのスライダを右に動かすとスコープのカバー範囲が狭まり(表示上の分解能は上がる)ます。カバー範囲を15kHz位まで狭めるとCPU使用率が20%くらい下がるようです。Zoom____Speedのスライダを動かしてスピードを落としてもCPU使用率が下がります。
・HDSDR画面でhit「h」keyで現れる「Device control」画面で
-Device hint欄のRTL readlen=****の数字は512の倍数で入力し、数字を大きくすると遅いPCでも処理速度が向上するようです。なお、変更内容は「Create」をクリックしなければ反映されません。
-Sample rateは0.1単位で入力でき、大きくなるほど処理能力が求められます。
-Offsetは送信にもHDSDRを使うときの送受信シフトに使うのかな??いじりません。
-Gain/Attenuationはゲイン調整でMax方向で感度が高くなりますが、元々ワイドバンド受信機なので混変調等が起きやすくなるかもしれません。

*** DS-DT305の周波数校正 ***
私の使用しているDT305-1号機は初期状態で2.6kHz(53.750MHzにおいて)もずれていました。
「Options (F7)」から「ExtIO Frequency Options」を開くと、「LO Frequency calibration」側の「Current Tune Frequency[Hz]」に現在表示されている周波数が出ているので「Correct Tune Frequency[Hz]」に真の周波数を入力し、「Calculate LO Correction Factor」をクリックして校正します。
たとえば53.7500000の電波を受信してスコープに現れた帯のところにポインタを持っていきクリック(Tuneに表示されている周波数が53.7518000とかに変わります)、Correct Tune Frequency[Hz]に537500000と入力して校正完了です。

***20121023追記:周波数校正は「ExtIO Frequency Options」で一旦「RESET」(補正値=1を確認)後に基準となる周波数を受信して行ってください。そうでないといつまでも追いかけっこになって、校正できません。




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