2014/07/13

八重洲無線FTM-350 受信不具合修理(セラミックフィルター交換)

FTM-350の感度がだんだん低下していき、いつの間にか聞こえなくなる症状。
ネット検索でセラミックフィルターLTM450EWの性能低下が原因と推定。

部品番号で言うとCF1451がメインバンド450KHzのセラミックフィルター
CF1601がサブバンド用(裏面)

部品の表記はM50EWです。これを改善済みのパーツM50EWHに取り替えます。


ネジを全部はずし(パワーモジュールを止めているネジも)Mコネはハンダをはずします。
基板を取り出すためのハンダ作業はMコネのみですがこれが結構大変。30W位のはんだごてでハンダを溶かし、マイナスドライバーで基板とMコネの間をこじりながら外すのが吉と思います。

今回はメインバンドの受信不具合でしたので、表面のCF1451を取り替えました。
裏面から「はんだしゅったろう」君でハンダを吸い取って悪くなった部品を取り外し、差し替えました。


部品交換後、動作確認。
うまく動いているようでしたら、基板とMコネを本体にネジ止めし、最後に基板とMコネのハンダ付けを行います。
ハンダ作業を先にしたら、ネジ止めがうまくいかず二度手間でした。


受信感度低下の理由としてはRF段の石が飛んだとかリレーの接点不良とか送受切り替えのSWダイオード不良とかが主な原因と考えられますが、今回はセラミックフィルターということで意外でした。ネット情報に感謝。

原因究明や修理は自己責任でお願いします。


LTM450EWはショップに取り寄せ依頼し250円。将来サブバンドの方がNGになるかもと思い2個入手しました。(YAESUに尋ねたところショップ経由でとのことで)


2 件のコメント:

  1. フィルタ交換でゲインが上がり過ぎたのか、強すぎる電波は歪んでしまいます。IFゲイン要調整か。

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  2. なんととあるメモリーチャンネルだけナローになっていただけでした。

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