当地でAM放送を聴取する場合、夜間に韓国語・中国語の混信が増えて良好に楽しめない時があります。
そこで、最近解禁されたワイドFMを聴取(KBC、RKB、NBC)していますが、季節がら、こちらは主に日中に中国語の混信が出て、聞きづらいことがあります。
(当地は「電波の過疎地」と揶揄されるほどの地域で、上記3局も室内アンテナでは聴こえません!ので外部アンテナのお世話になっています。)
これは上空に「スポラディックE層」(略してEスポ、Es)という電離層が生じて、VHFの電波を反射するために起きる現象です。
普段は届かない遠方の電波がこのスポラディックE層ができることで反射され、遠い日本まで届いてしまい混信を生じさせるのであって、近所のおじさんのアマチュア無線の電波が混信しているわけではありません。
この現象は主に5月~6月頃に発生することが多いようですが、他の季節や夜間に発生することもあります。
FM電波ですので、Esが弱いときは混信に気づきません。やや強くなると受信している電波が歪っぽくなり、さらに強力なEsになると地元の電波を打ち消して、放送が入れ替わってしまうほどになります。
自然現象ですので誰に罪があるということはなく、潔くあきらめましょう。
(多素子八木アンテナを用いれば混信から逃れることができる場合もあります。)
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