2012/09/18

1SEG Tuner DS-DT305をHDSDR経由でHROに使う

 先日のSDR実験の続き。
 今回はHROに占有されているFT-817を開放すべく、ThinkPad X31にUSB接続ワンセグチューナー「DS-DT305」をつなぎ、HDSDRを起動したうえで、HROFFTによる流星の電波観測が行えるかの実験です。
1. DT305をセットアップし(ここ・・・詳しくはこちら
2. パソコンのSP OUT(イヤホンジャック)とマイク端子をダイレクトに繋ぐ
3. HDSDRを起動
4. HROFFTを起動
5. HDSDRのVolumeやHROFFTのレベル調整で適正入力にセット
  とりあえずアンテナはワンセグ用なので、FMトランシーバーで53.750MHzを送信して確認してみました。おぉぉ、使えます。


ThinkPad X31はCPUがしょぼくてトータルの占有率90%以上になってしまうので、Core2Duoクラスなら余裕で処理できると思われます。
DT305は送料込み2k円以下ですので、パソコンの性能さえクリアできれば、格安HROの出来上がりです。
なお、DT305はバスパワーなので、PCの電源のみで運用できるのも魅力ですね。

下の写真はX31とDT305の接続状況と、イヤホンジャック出力をマイクジャックに入れたところです。
注:実際にはちゃんとしたアンテナを繋がないとHROはできませんよ。
DT305にはFコネ変換ケーブルがついているので、今から始める方はワイヤーダイポールアンテナを作り、DIYで衛星放送用の4Cケーブル買ってくればそのままつなげます。アマチュア無線家はMコネ愛用者でしょうから、FP-MJ変換コネクタ買えば良し。



20120923追記:トータルのCPU使用率はスペクトラクムスコープのスキャン幅を15kHz位まで狭めたらHDSDRとHROFFTを同時起動しても70%前後まで下がりました。また、53.7492MHzを受信するのに53.7518で受信されますので、Fずれの補正が必要になりますね。→補正方法は(2)で。
1SEG Tuner DS-DT305をHDSDR経由でHROに使う(2)はこちら(20120924追記を参照)
(20120929追記)→オーディオのプロパティの録音コントロールにMono MixかStereo Mixのオプションがあればオーディオを内部でMixしますので、選択することで写真のケーブルが不要となります。


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