2009/04/28

新型インフルエンザですね

 とうとう新型インフルエンザ発生です。

 大方の予想に反して、「H5N1」ではありませんでした。プレパンデミックワクチンは当面無意味になりました。 現時点での情報では、従来型の微妙な変異ではなく、全く新しいタイプに変異したと考えて良さそうです。→ だから「新型」なわけですよねぇ。
 ということは、過去の予防接種や感染によって獲得した免疫はほぼ効力が無いと考えて良いでしょう。
 
 今のところ弱毒型のようですが、これから強くなることも(ま、逆に弱くなることも)考えておかねばなりません。
メキシコだけで死者が出ているという事の分析も気になります。単純に医療レベルの違いなのか、微妙に違う型が存在するのか、人種による感受性の違いなのか、、、。
(さらに「同時に他の新型が出る」などという恐怖は考えたくないですが、、、、、、、)

 幸いタミフル、リレンザが効くようですが、ワクチンが出来るまでに半年はかかります。
 うがい。手洗い。マスク。・・・>忘れずに!
 出来るだけ外出せず、家で無線でもやってください。電波を介してうつる事はありません。
おまけ 今のところ、新型を判定する検査キットなどは無いので、従来型か新型かどうかの判定には時間がかかります。
 たぶん治ったころにしかわかりませんので、インフルエンザ様症状が出た場合は、流行地をウロウロしたかという事が、当面の判定材料になると思います。
 今回の場合、治療法は従来型インフルエンザと変わりません。(発生ごく初期の隔離などの措置を受ける場合は別にして)

 インフルエンザ様の症状が出ても慌てて病院に行くようなことはせず、
「発熱相談(コール)センター」に電話
です。
 そのことが感染拡大を防止するとともに、自分自身を守ることになります。

 医療機関にしても、コ・メディカルの感染、その家族の発病による看護や学校が休校になることによる休職などで診療が維持できなることも考えられます。しかし、その時には自分の診療所は休診にして発熱外来のお手伝いに行くということもありえると思います。私は医師でもなければ経営者でもないので、少々無責任な提案かもしれませんが。

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