本来、強毒、弱毒と言う表現はH5N1で用いられるもので現在の新型インフルエンザA/H1N1に用いるのは適当でないそうです。 脅かしてすみません。
過去の記事で「弱毒型」と書いているのはここに訂正いたします。
それはそうとして、従来の季節性インフルエンザに比べ新型は肺への侵襲性が高いようで、免疫を持たないこととあわせて重症化が懸念されます。
季節性で肺炎を起こす場合は細菌性の例が主ですが、新型ではウイルス性肺炎による重症例が見られ、どうやら「季節性と同等」と言うのは適切ではないようです。 (重症例が多いというわけではありませんが。)
一方、季節性インフルエンザでも国内で毎年1万人以上が亡くなっていて、主に高齢の犠牲者が多いのですが、新型では比較的若年層で重症例が見受けられることも特徴です。
「仕事が忙しい」「体力には自信がある」などと言わず、「かかったかな?」と思えば即(受診可能かどうか確かめた上で)医療機関を受診しましょう。
(パニックを助長するような報道は困りますが、油断につながるような報道も慎んでもらいたいものです。)
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