汎用リレーでアンテナ切替器を作る
車用?のDCパワーリレー(前出のJD1914)でアンテナ切替器を作ってみた。OFFのポートはGNDに落ちるように配線している。
リレーの端子番号でいうと、30番にアンテナ側の各コネクタを直結、リグ側は87番を束ねて中心のリグ側コネクタへ。87aはGND。85番と86番はどちらが+でもリレーは働く(サージ吸収ダイオードが内装されている場合は注意)ので内側に来るほうを87aと一緒にGNDに落とし、外側に来るほうにコントロール電圧をかけるようにする。
あとはRFI対策で制御端子にパスコン、線にはコアか。
コントロールはLANケーブルを利用する。
LANケーブルの端子2(橙),4(青),6(緑),8(茶)番にロータリースイッチ経由で12vを印加、1,3,5,7(橙白、緑白、青白、茶白)番はまとめてGND。
コントローラー側(ただのロータリースイッチのついた箱)は次の暇(暫く無理)を見て作る。最終的にはウオルボックスに入れて屋外設置する。
途中経過
真ん中がリグ側、周りの4つがアンテナ側
銅板はんだ付けして、さらにシールドを高めたつもりだが、、、。
VSWRの測定
とりあえず4番ポートにダミーロードを取り付け、Ryに直接12VかけてON。
30MHzで針1本分くらい振れ出し、54MHzで1.1を若干下回るくらい、144.5MHzの1.15は些か怪しい(120MHzあたりで一度1.25くらいになる)気もするが、まあ50MHz帯までなら使えるようだ。当初のHF帯だけ使えれば良いと思っていたので、予想より良好。
1~4番のどのポートもほとんど差がないが、2番と4番が僅かに特性が良いかな。
全ポートにアンテナをつないでもこのままの特性なら良いのだが。。。。
追記(20200929)
コントローラーの製作
結局コントローラーまで作りました。あとはウオルボックスに入れて使います。
↑全アンテナアース落ちの状態
0 件のコメント:
コメントを投稿